Affinity Photo|余分なモノを消す
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2021/12/RemoveColorEyeCatch.jpg)
最近、Photoshopの代用品として Affinity Photo が注目されていますね。
今日はこのAffinity Photoのインペンティングブラシツールを使って写真から余分なモノを消してみました!
操作手順
Before After
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2024/06/BeforeAfterv4.png)
絵具を取る前 Beforeと後 Afterはこんな感じになります。
使用画像
女のコの画像のダウンロード先 https://pixabay.com/images/id-3194977/
1. 画像を読み込む
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2021/12/step02_2.jpg)
Afinity Photoを起動し、メニューバーの「ファイル」をクリック→「開く」で画像を読み込みます。
2. インペインティングブラシツールの選択
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2021/12/step03_2.jpg)
左のツール「パネルの修復ブラシツール」アイコン(ばんそこアイコン)をクリックして、表示されるサブメニューから「インペインティングブラシツール」を選択します。
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2024/09/step-36.png)
3. 現在のレイヤーとその下の選択
上部にある「現在のレイヤー」をクリックし、「現在のレイヤーとその下」を選択します。
(こうすることで、元画像を残した状態で「余分なモノの削除」を行うことができます)。
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2021/12/04.png)
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2021/12/10.png)
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2021/12/step05.jpg)
レイヤーパネルの右下にある「ピクセルレイヤーを追加」をクリックし、元画像の上に新しいレイヤーを追加します。
4. ブラシサイズと不透明度の調整
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2021/12/08.png)
ブラシの幅と不透明度を調整します。ブラシの幅と不透明度を調整します。ここでは幅25px、不透明度86%となっていますが、実際は、削除したいパーツの範囲や色の濃さによってサイズ、不透明度は異なります。
5. 消したい部分を選択
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2021/12/07-300x214.png)
女のコのおでこにある濃いピンクの上をなそります。
インペインティングブラシツールは周囲のピクセルを吸収してなぞっている部分を消すため、ブラシのサイズが大きいと髪の毛やまゆげなど、残しておきたい部分のピクセルを拾ってしまいます。
逆にサイズが小さいと、消した後に残る部分にいろんな色が混じってしまいます。
これを防ぐため、ブラシの幅と不透明度を調整しながら削除作業を行っていきます。
6. 消したい部分の削除
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2021/12/step08-1024x494.jpg)
インペインティングブラシツールの選択を外して、おでこの色を取ります。
7. 他の部分の削除
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2021/12/step09.jpg)
同様に頬とあごの絵具も削除します。
削除部分ごとに新しくピクセルレイヤーを作って作業します。
完成
![](https://devmilk.biz/wp-content/uploads/2024/06/removed_2-1024x480.jpg)