移転ハガキやDM、チラシなどで見かける最寄り駅からのアクセスマップ。
Affinity Designerを使って、地図を作ってみました。
やっぱり地図はGoogleMapかな?
データが最新ならどの地図でもOKだけど
今回はGoogleMapを使ったよ。
操作手順
1. 今回作るモノ
愛知県豊川市にある、稲荷神社までのアクセスマップを作ります。
電車と車で行く場合を想定して、国道と最寄りのJR駅と私鉄(名古屋鉄道)の駅から神社までの地図を描きます。
用意するもの
・豊川稲荷の地図
GoogleMapで豊川稲荷周辺を開き、最寄り駅・国道・豊川稲荷神社が入るようにキャプチャを撮ります。
・鳥居と東西南北のアイコン
以下のアイコンを右クリックしてダウンロードします。
2. Googleマップのキャプチャを下絵にする。
手順1で用意した地図のキャプチャをAffinityDesignerで読み込みます。
3. JRの線路をトレースする。
JRの線路を描いていきます。
JRの線路をペンツールで描いていきます。
線のプロパティは以下を設定してください。
・線幅 9pt
・線の色 #0F0F0F
マップの外側からJR線路をトレースしていきます。
4. JR線を線路らしくする。
手順3でトレースしたJR線路を選択した状態で、コンテキストツールバーの「表示」から「スタジオ」→「アピアランス」をクリックしてアピアランスパネルを表示します。
JRの線路は9ptの線でトレースしていますので、境界線の線幅は9pt、線の色は#0F0F0Fとなっています。
境界線9ptのレイヤーを選択した状態で、パネル左下にある「境界線を追加」をクリックし、新しい境界線のレイヤーを追加します。
追加した境界線レイヤーの「0pt」をクリックして線のプロパティを開き、線のサイズを5ptにします。
次にドーナッツ型のアイコンをクリックしてカラープロパティを開き、#FFFFFF 白を設定します。
JR線路が塗り白、線黒(#0F0F0F)に変わりました。
境界線レイヤーを選択し、線のスタイルを破線に変更し、幅を5ptにします。
また破線の間隔のプロパティ枠の最初の2つに「5」を入れます。
JRらしい線路になりました。
5. 私鉄を描く
今度は私鉄(名鉄)を描いていきます。
ペンツールを選択し、色 #0F0F0F、線(境界線)4pt とします。
先ほど描いたJR線のレイヤーを選択した状態で、名鉄をトレースしていきます。
(自動的にレイヤーが追加されます)
6. 国道を描く
国道151号線を描いていきます。
これまでのレイヤーをロックした状態でトレースを始めます。
一番上に自動的に新規のレイヤーができます。
ペンツールを選択し、色 #F9DA73、線(境界線)5pt とします。
地図の外側からトレースを始めていきます。
国道のトレースが終わった段階で線を修正します。ノードツールに持ち替えます。
修正したい部分のポイントを選択すると、左右にハンドルが表示されます。
ハンドルを使って調整します。
アピアランスの境界線のプロパティをクリックし、線のサイズを17ptとします。
同様に右に伸びている国道もトレースし、先に描いた国道のレイヤーと合わせてグループ化しておきます。グループレイヤーの名前は「151号線」にします。
これで鉄道と国道ができました。
続きはAffinity Designer|地図を作る②で説明するよ。