Affinity Designerを使って花柄を作ってみます。
今日は花柄のブラウスを作るよ。
花柄のブラウス。ガーリッシュな響き。
どうやって作るの?
ブラウスはフリーのベクター画像を使って、花柄は星形ツールを使って作るんだー。
操作手順
1. 今回つくるもの
まず、花柄のパターンを作成し、それをブラウスに散らし、花柄のブラウスにします。
事前に用意しておくもの
illustAC(無料ダウンロード可・アカウント要)から「前ギャザーパフブラウス」のAI形式のファイルをダウンロードします。
3. ファイルの新規作成
AffinityDesigner2 (Designer1でも可)を起動し、メニューの「ファイル」から「新規」を選択します。「新規ドキュメント」パネルで「web」タブを選択し、以下の設定を行います。
- スクリーンサイズ 任意(ここではXGAを選択)
- レイアウト ページ幅1000px ページ高さ1000px
他はデフォルトのままにして「作成」をクリックします。
作成したファイルが表示されたら、メニューの「表示」から「グリッドを表示」と「ルーラーを表示」を選択して表示させます。
4. ガイドの作成
今回作る花柄は幾何学模様になるため、ガイドを設定します。
メニューの「表示」から「ガイド」を選択し、水平ガイドと垂直ガイドのカラーに#00F8FFを指定し、まずは水平ガイドから設定します。
「水平ガイド」のパネルの下のアイコンをクリックし、新規のガイドを作成します。
以下の値を持つガイドを水平3本、垂直3本作り、「閉じる」をクリックして保存します。
- 100px
- 500px
- 900px
メニューの「表示」から「ガイドを表示」を選択し、作成したガイドを表示します。
5. 星形ツールで花柄の基本をつくる
花柄は星形ツールで作成します。左のツールから「星形」ツールを選択した状態で、上部のツールバー上の「頂点の数」を「8」に設定し、星形を作成します。
星形のプロパティは以下になります。
- 頂点の数 8
- 線のサイズ 6pt
- 線の色 #343232
- 星形の大きさ W800px H800px
- 座標位置 中点を中心として X500px Y500px
- レイアウト ページ幅1000px ページ高さ1000px
これから星の形を変えていきます。
ツールバーから「ノードツール」を選択し、星の1つ目の角の右側(上図の円部分)を掴み、上に引き上げます。
上部の角がガイドに接すると、直角を表す緑色のガイドが表示されます。ここでノードの動きを止め、一旦保存します。これが花柄の基本パターンとなります。
なんか野球のベースみたいだね。
そうだね。
2つのベースが直角に重なった感じ。
6. 花柄基本パターンの複製と回転
手順5で作成した花柄の基本パターンを複製し、回転させ、リサイズし、これを数回繰り返して花柄パターンを完成させます。
最初に作成した花柄基本パターンが入っているレイヤー名を「1」にリネームし、このレイヤーを選択した状態で「Ctl」+「J」キーで複製します。複製したレイヤー名に「2」を入れます。
コンテキストツールバー(上部メニュー)の右上にある円形の起点を選択し、キャンバスの中点(X500px Y500px)を起点とします。
これで花柄は中点を起点として回転できるようになります。
2を選択した状態で、変形パネルの「R」の数値を「-22.8°」に設定し、サイズを603px x 603pxとします。
2のレイヤーを複製し、回転させ、リサイズします。
- R -45°
- サイズ W450px H450px
7. 花柄9つ作成
手順6の操作をさらに6回繰り返し、花柄を完成させます。
体育会系の野球ベースがガーリィな花柄になったね。
ガイドと変形ツールをうまく使うのがポイントだね。